情報通信アクセス協議会のウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC)の、第2作業部会 (WG2) に委員として参加することにななりました。

ウェブアクセシビリティ基盤委員会は、私も委員として参加していたウェブアクセシビリティ作業部会の後継の組織で、8月20日に公示されたJIS X 8341-3:2010「高齢者・障害者等配慮設計指針 －情報通信における機器，ソフトウェア及びサービス－ 第3部：ウェブコンテンツ」に基づいて、日本のウェブのアクセシビリティを向上させるための基盤を作ることを目的としています。

私が参加するWG2は、JIS X 8341-3:2010を実装していく上で必要な資料を作成、公開するための作業部会です。また、実装に当たって生じる諸問題について議論し、解決へ向けて取り組んでいきます。

これまで同JIS規格の原案作成などにかかわってきた経験や、ユーザ、研究者の立場からの視点も生かして、この活動に取り組み、ウェブアクセシビリティに対する理解が深まり、アクセシビリティが向上するよう貢献していきたいと考えています。